「石井熱錬」に寄せられる熱処理に関するよくあるご質問
熱処理に関するよくある質問に、「石井熱錬」がQ&A形式でお答えします。ご依頼を検討中のお客様はぜひ参考までにご覧ください。また、以下に掲載のないご質問については、直接お問い合わせいただければ当社スタッフがご回答を差し上げます。どうぞお気軽にご質問ください。
サービス全般に関するご質問
費用について教えてください。
熱処理を行う対象物や手法により料金は異なります。まずは一度お問い合わせいただき、ご依頼の詳細についてお伝えください。
納期はどの程度になりますか?
対象物によりますが、基本的に中二日程度~となります。
直接納品はどのエリアまで行っていただけますか?
九州北部であれば直接納品引取に伺うことが可能です。お急ぎの場合などはお気軽にお申し付けください。それ以外のエリアの場合はまず一度お問い合わせください。発注で、エリアで御断りすることはございません。
納品先は自社以外でも大丈夫ですか?
対応可能です。ご依頼の際にあらかじめお申し付けください。
小ロットの発注は可能ですか。
当社では1個単位からご依頼を受け付けております。どうぞお気軽にお申し付けください。
熱処理に関するご質問
他の熱処理業社に焼入れをお願いしていますが、歪みが大きく使い物にならなくて困っています。
加熱変形を避け、均一冷却を行うことで変形を防ぐのに有効です。たとえば形状を左右対称にしたり、偏肉部や断面急変箇所などをなくしたりすることが挙げられます。また、焼入れ時の温度調整などでも変形量を少なくすることは可能です。
高度必要箇所を明確にすることにより、精度の高い物ができます。
歯車に浸炭焼入れを行っているのですが、疲労強度をもっと向上する方法はありますか?
現在の手法がガス浸炭であれば、真空浸炭および高濃度浸炭を行うことによってより高い疲労強度の実現が可能です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
熱処理を検討していますが、材質や焼入れ方法、硬さの指定がわかりません。相談に乗ってもらえますか?
当社は熱処理のプロフェッショナルです。それぞれの材質や用途にとって、何が最善の処理法なのかといった部分については安心してお尋ねください。専門家ならではの最適なご提案を差し上げます。
真空焼入れには対応していますか?
もちろん可能です。お気軽にご相談ください。
浸炭深さについてはどの程度まで対応いただけますか?
0.1mm~7mmにまで対応しております。なお、深さによって実施日が異なるため、納期等については直接お問い合わせください。
SUS630の析出硬化処理はできますか?
可能です。ご依頼の際に析出硬化処理の詳細についてご指示ください。
アルミ板材について、アニール処理を行うことはできますか?
可能です。ご依頼時に温度・時間についてご指定ください。
コーティングの取り扱いはありますか?
もちろん可能です。お気軽にご相談ください。
熱処理後、黒染めやメッキ処理を行ってもらうことはできますか?
もちろん可能です。お気軽にご相談ください。
反りや曲がりはどの程度発生しますか?
素材・処理等によって頻度は異なりますが、加熱により反り・曲がりは必ず発生します。ただし、可能な限りこれを技術力でカバーしておりますので、まずは試作品等で品質をご確認ください。
浸炭焼入れの際の「有効硬化層深さ」「全硬化層深さ」とは?
日本工業規格(JIS G 0557)では、両者を以下のように規定しています。
・有効硬化層深さ:表面からビッカース硬さ550までの距離
・全硬化層深さ:生地の硬さまでの距離
磁気深傷検査とはなんですか?
懸濁させた液の浴槽へ鋼材を浸漬、もしくはふりかけ、表面に表れる亀裂や割れを確認する検査のことです。磁気深傷試験湿式法と呼ばれます。
ショットブラスト処理は可能ですか?
もちろん可能です。お気軽にご相談ください。
サイズの大きな製品に浸炭を行うことはできますか?
弊社設備の炉のサイズ内であれば、可能です。
ねじのような小さな製品であっても処理を行ってもらえますか?
小さなサイズの製品であっても処理は可能です。詳しくはお問い合わせください。
例:M0.6歯車に浸かんする事も可能です。
熱処理試験をいくつか試したいのですが、対応いただけますか?
もちろん可能です。お気軽にご相談ください。